北京国安名簿発表と中超08シーズン展望 [中国]
3/27に中国サッカー協会から今年の中超の各クラブ名簿が発表されました。こちらはACLよりも
多い40人の登録が可能で、北京国安は第4外国人の分を保留した39人の名簿となっています。
1-30の番号はACLの名簿と変わらず。これには生年月日と身長体重も載っているので、30番
までの選手についてそれを転載してみます。
1 GK 張思鵬 1987-05-14 188 78 16 MF 黄博文 1987-07-13 181 72
2 DF 郎征 1986-07-22 188 79 17 MF 王珂 1983-08-31 168 70
3 DF 張帥 1981-07-20 182 75 18 MF 路姜 1981-06-30 181 71
4 DF 周挺 1979-02-05 181 78 19 MF 楊昊 1983-08-19 176 66
5 MF 桑一非 1989-02-18 175 68 20 FW マルティネス 1982-03-28 168 68
6 MF 隋東亮 1977-09-24 178 79 21 MF 姚爽 1987-10-21 183 65
7 MF 王長慶 1981-03-21 178 75 22 GK 楊智 1983-06-06 186 79
8 MF 楊璞 1978-03-30 178 76 23 FW 越[小豈]豪 1987-10-19 183 78
9 FW 杜文輝 1983-12-19 182 78 24 DF 楊運 1989-07-18 183 72
10 FW チアゴ 1977-12-04 194 87 25 MF ストヤン 1979-12-22 170 68
11 FW 閻相闖 1986-09-05 174 66 26 DF カク強 1986-01-17 180 78
12 GK 程月磊 1987-10-28 188 80 27 DF 于洋 1989-08-06 183 72
13 DF 徐雲龍 1979-02-17 181 80 28 FW 郭輝 1978-04-09 181 72
14 MF 王棟 1985-06-11 177 74 29 FW 商毅 1979-01-20 179 67
15 MF 陶偉 1978-03-11 176 70 30 DF 張永海 1979-03-15 183 75
まあこういった数字はどの国に限らず多少サバ読むものですが、それでもやはり自慢の守備陣の
左から178cm-181cm-183cm-182cm、GK186cmというのは高さでは穴が無い感じですね。
そしてチアゴの194cm87kgをどれだけ封じ込められるか。もっとも鹿島の4バックも名鑑のデータ
同士ではほとんど互角(篤人の体重だけはまあ…)ですし田代の跳躍力は半端ないですしね。
なおACLと中超では登録ポジションの異なる選手がいますが、楊璞はDF、黄博文はMFが基本
かと。他は不明。年齢は隋東亮、チアゴ、陶偉らの30歳が最年長ですか、若手は閻相闖と
黄博文が五輪世代で年齢構成もあまり鹿島と変わらないか、ただ28-30歳の選手に主力も
ベンチクラスもやや偏りすぎかも。
そして2008年の中超展望、といってもJリーグの展望すらままならない私の予想ではなく中国での
各紙予想をいくつか並べて見たのですが、こちらも今年は混戦予想がほとんどですね。4強、6強
果ては7強といった予想もありますが、昨年1位2位の長春、北京に伝統的強豪の上海、山東、大連
そこに天津や武漢が絡むかどうかといったところが相場のようです。中には「山中に虎無く、猿が
王者を自称する」としてJに対するセルジオ氏のように抜きん出た強豪の不在を嘆く記事も。長春は
大補強もACLで噛み合わなさを露呈、北京はほとんど補強が無く手堅いもののACLの負担が重い
上海、山東、大連も選手の出入りはあるものの全体として補強は不調といった感じだそうです。
北京国安は監督自ら優勝が目標は不変と語り、選手には平均得点1.6、失点0.7が目標と
具体的な数字を提示しているようです。しかし"韓国人監督2年目のジンクス"というものが中国
サッカー界にあるようで、その不安と補強が少ない中ACLとの併行に耐えられるのかという
もっともな心配の2つがマイナス材料のようですね。
まあ正直中超の年間を通した展望にはそこまで興味は無いのですが、現状分析として抜きん出た
クラブは無いということと、北京国安の序盤戦の対戦相手が下位、上位対決、中位という順番である
ことが確認できたので良いかなと。やはり山東戦はどうなるか注目ですね。
今日は若干中身薄ですが、最後まで読んでくださった方はこちらもよろしく。→
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