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北京国安の動静と代表組3人 [中国]

北京国安の公式HPによると2/4にチームは北京に帰還して3日間の休み。旧正月は何とか家族と
過ごすものの正月二日(=2/8)からすぐに再びキャンプへ。キャンプ地は以前報道された韓国では
なく重慶のようです。2/24に重慶から上海へ移動し現地で3-4試合練習試合を行った後、2/28
ないし29に北京に戻って休養。そして3/8にベトナム入りしACLナムディン戦を迎えるとのこと。

試合が行われるのは3/12なので4日前に現地入り、ということは鹿島オリベイラ監督の移動策
よりもさらに早く現地環境に慣れようという意図でしょうか。もっとも北京国安はこのACL第1戦
シーズン最初の公式戦、一方鹿島は同日3/8にはホーム鹿スタでリーグ開幕の札幌戦を16:00
から戦った後移動と初期条件がそもそも違いますが、北京国安も初戦にかける意気は並大抵では
ないということでしょう。ACLの規約上、宿泊施設や練習場の確保義務は試合直前の2日分しか
ホームクラブに課されていないようなので余る分は自腹で負担ということになりますし。

そして懸案となっていた上海申花の王珂が正式に北京国安に加盟することが決まったとこちらも
北京国安の公式HPで発表されました。2/6に契約が成立、1983/8/31生まれ、168cm 70kg
のMF。上海申花ユース時代にブラジル留学経験あり。なお「上海申花戦には出場できない」という
条項については北京国安が呑んだ模様、ただそれが今年1年間か来年までの2年間かで最後まで
揉めたようです。完全移籍なのにここが争点になる、というのは今一つよく理解できないですが…


もうひとつは中国代表に召集された北京国安のDF3人の動向。2/6に行われたW杯三次予選
初戦で中国はイラクとのアウェー戦をドーハで(イラク国内は治安上の理由で開催できず代替)
行いました。帯同した代表候補26人には3人とも含まれていましたが張永海は試合メンバーの18人
には落選。5バックを敷いて試合に臨んだ中国代表のDFラインの中で右SBに張帥、右CBに徐雲龍
がそれぞれ先発し90分間フル出場したようです。試合はPKでイラクが先制しましたが、後半イラクに
退場者が出て数的有利となった中国が鄭智のゴールで同点に追いつき1-1のドローで試合終了。

中国国内では「死のグループ」に入った中で初戦のアウェーで引き分けという結果は悪くないという
見方のようです。中でも徐雲龍は急遽召集されたにもかかわらずこの試合最も安定した選手だった
と高く評価されています。中国代表は2/7に北京に帰国、2/11に東アジア選手権に備えて重慶入り
するとのこと。代表メンバーについては今のところまだ発表はありませんが、イラク戦に負けていた
場合よりはACLに参加する長春亜泰と北京国安に配慮した召集になるのではないかと思います。
まあいずれにせよ3/26のホーム豪州戦はこの三次予選の大一番と捉えられていますが。


ということで北京国安も中国代表も重慶で活動すると判明した訳ですが、ここに例の専門スカウト
派遣して偵察しに行くってのはどうでしょうか。北京国安の2次合宿をつぶさに見てよし、中国代表
での北京国安守備陣をチェックしてよし、一粒で二度おいしいというやつでしょうか。
クラブとして正式に人送っておかないと、岩政なんか持ち前の研究心が湧き出てきて単身偵察に
行っちゃったりするのではと勝手な想像ですが心配してしまいますw

なお本日発表された東アジア選手権の日本代表23人については明日予定の五輪遠征メンバー
発表と合わせて記事にしたいと思います。今のところG大阪が一方的に取られてて同情しますが…

鹿島もそろそろ偵察本格化すべし!と思った方はこちらを是非。→


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