東アジア選手権と五輪代表米国遠征

先日の記事で岡田監督が代表選手のうちACL組の召集・起用について考慮していることに
触れましたが、今回は更に踏み込んだ内容でしょうか。

東アジア選手権は“控え組”中心
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2008/01/19/04.html

＞関係者によれば、岡田武史監督（５１）は既に各クラブに、十分に実力を把握済みの「主力級」を
＞東アジア選手権では招集しない可能性があることを通達しているという。

＞岡田監督は今季、アジアチャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）に浦和、鹿島、Ｇ大阪の３クラブが出場する
＞ことを懸念。特定の選手が疲弊することを避けるためすでに３５人程度の大枠で戦う方針を
＞固めた。その意味でも東アジア選手権は「控え組」の底上げを図る格好の舞台になる。

＞日程的にも海外遠征があるＵ―２３代表、パンパシフィック選手権（ハワイ）に参加のＧ大阪
＞ＡＣＬ組の浦和、鹿島で、岡田監督が実力を把握した選手が招集を見送られる可能性は高い。

どうなんでしょうね…現時点ではスポニチしか記事にしていないこと、および”関係者によれば”
以下の文を素直に解釈すれば遠藤、加持あたりの常連が対象であって鹿島の代表組は引き続き
テストされると読めるので単純に喜ぶわけにはいきませんが、興味深いことは確かですね。

鹿島の方はオリベイラ監督2年目、戦力も大幅には変わらないとはいえやはりクラブの練習に
しっかり合流することは大事だし、年頭からペース飛ばしっぱなしというのは後々響いてくるし…
と思うのですが、こちらはそうもいかないようで。

反町ジャパン、２月中旬に米遠征…グアテマラ、メキシコと対戦
http://www.sanspo.com/soccer/top/st200801/st2008011907.html
五輪代表２月米遠征でガチンコ対決
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2008/01/19/06.html
Ｕ―２３代表が２月に米国遠征へ
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/japan/news/20080118-OHT1T00173.htm
反町ジャパン２月に米国遠征
http://beijing2008.nikkansports.com/soccer/f-sc-tp2-20080118-308876.html

＞Ａ代表の東アジア選手権と同じ来月１３日から２４日の日程で決定していたＵ－２３日本代表の
＞遠征について日本協会の小野技術委員長は「米国に渡り、ロス近郊でグアテマラのＵ－２３代表
＞との２戦が内定した。その後にもう１戦、メキシコと交渉中。場所は米国かメキシコ」と明言した。

＞メキシコはＡ代表の最新ＦＩＦＡランク１５位（日本は同３４位）。その実力に加え、今回はグアテマラ
＞とともに本気で挑んでくることが大きい。北中米カリブ海サッカー連盟（ＣＯＮＣＡＣＡＦ）の
＞北京五輪予選は続行中。８カ国が出場枠２を争う最終予選は３月１１日開幕で、両国も参戦。

＞米ＭＬＳチームとの対戦が組まれる可能性もある。（以上サンスポ）

対戦相手はグアテマラと2戦もやるというのがちょっと引っかかりますが、いいんじゃないでしょうか。
米国五輪代表とはトゥーロンで対戦する可能性がありますし、以前このチームの立ち上げで熊本で
対戦してますしね。

しかし鹿島の宮崎キャンプが2/4-15なので篤人、興梠、伊野波は途中で抜けてしまうんでしょう。
特に新加入の伊野波が周りとの連携を深める時間を削られるのが結構痛い。それと宮崎→ロスの
移動がかなり気温差ありそうなのも気がかりですね、フロリダ辺りというわけにはいかないのかな。
とにかく開幕前の怪我だけは勘弁してもらいたいところです。