帰ってきました [鹿島アントラーズ]
昨日の夜に成田着の便で帰国しました。帰宅したのが深夜日付が回ってから、そこからともかく
風呂に入って疲れを取らねばということで昨夜はblog更新の気力無し。1日遅れの投稿となって
しまいました。また詳しいレポートや試合感想は後程として、とりあえず北京の感想をいくつか。
1.北京国安サポについて
京罵について出発前の記事で取り上げましたが、正直現地では何言ってるか分からない状況だった
ので実際のところどうだったかは不明です。スタジアムにもオリンピックを控え京罵は止めようという
赤い団幕(おそらく当局製)がいくつもかかっていました。向こうの応援はバックスタンド中央とゴール
裏に分裂、たぶんゴール裏の方が分派でULTRASとの団幕がありドクロ旗や大漁旗みたいなのを
振っていました。バックスタンドの方は緑の大きな幕を2つ席に張ってその周りを北京国安サポが
埋め尽くすといった感じ、こちらは要所要所で盛り上がっていたような気がします。
2.スタジアム周辺
鹿島サポーターのスタジアムへの出入りをバスでしっかり管理しておきたいというのが個人での
観戦者は連絡しろという今回の措置の一因だったようで、ツアー観戦組の集合場所に一旦集まって
そこでチケットと観戦の注意が書かれた紙を受け取りバスで乗り付ける形になりました。入場の際は
日本大使館員も同席して係員との交渉に当たっていました(持ち込んだ団幕に書かれた文字の説明
など)。ボディチェックはかなり入念に、それこそ出入国審査以上にされましたw 帰りは帰りで鹿島
サポのバスの周りを公安のパトカーがランプつけながら伴走という態勢、まあ私の知りうる限りですが
さほど大きなトラブルは何も無かったと思うのでそこは一安心でした。
3.大気汚染
事前の報道などでかなり警戒していたのですが、とりあえず北京市街中心部の西単、故宮、東単の
辺り(それぞれ東京だと渋谷、内堀、銀座辺りに相当する感じかと)はそんなに排気ガスなども酷く
なかったように個人的には思いました。ただ工事中の建物がやたらと多く、しかもそのことごとくが
粉塵の発生に気を配っていないように思えたのでそれが一番の問題でしょうか。それでも着けていた
マスクが真っ黒になるなどというようなマンガ的な事態には幸いにしてならず、今のところは呼吸器も
目も問題ないですね。ポプラの綿毛がやたらと舞っていましたのが印象的でした。
ただやや中心地から外れた北京西駅の辺りは建物でた瞬間ムッとくる感じ、練炭の付けはじめの
ような不完全燃焼の匂いが漂っていたので場所によって違いがかなりあるのかもしれません。
一番厄介だったのは乾燥ですね、やはり大陸性の気候とあって教科書どおり湿度は低く寒暖の差は
激しいところで夜はかなり冷えました。唇は干からびるし喉は渇くが下手なものは飲めない、割合
安心できるところに行ったらガブガブ飲むという感じで何とかしのぎました。成田に着いたら途端に
とんでもない湿気、これは文化論の種になっても当然だなと実感した次第です。
とりとめない感想でしたが、最後まで読んでくださった方はこちらもよろしく。→
お帰りなさい!
無事帰られたようで安心しました!
試合はなんだかなぁ、という結果でしたが
まだまだ予選突破のチャンスはあります。
来月7日クルンタイバンクには北京が絶対追いつけないくらいの得点差をつけて勝てれば大丈夫、でしょうか?
観戦記も楽しみにしておりますので!
by Harry (2008-04-26 13:51)
Harryさん、どうもありがとうございます。
そうですね、クルンタイバンクもナムディン相手のアウェーでの引き分けが
相当堪えていると思うので、畳み掛けるチャンスですね。同日に行われる
北京国安×ナムディン戦と同程度の得失点差をつけられればよいのですが
まあ鹿島と北京、どちらの地での試合もそんなにあっさり事が進むとは
限らないのでまずはしっかり先制点取ってから、となりますね。
観戦記は写真を整理しつつぼちぼちやっていこうと思います、今後もよろしく。
by Antoninho (2008-04-28 17:46)