SSブログ

マリノス戦感想と篤人の起用・召集 [鹿島アントラーズ]

昨日のJ第3節マリノス戦は2-1で鹿島の勝利、連続無失点は途切れましたがともかくこの難敵に
勝って連戦のスタートを幸先良く切れたことは何よりです。風邪につきTV観戦でしかないのですが
いくつか感想を、スタジアムで応援された方は冷たい雨の中本当にお疲れ様でした。
横浜Fマリノスの布陣は以下のとおり。


     ロニー    大島

         ロペス

小宮山
     山瀬功
           松田  田中隼

  田中裕  中澤  栗原
        榎本


ちょっと大袈裟に書くとこのような感じなのでしょうか、J'sgoalの選手コメントで青木談によると
スカウティングでは田中隼は低い位置からディフェンス、小宮山は高い位置から行うとの分析だった
とのこと。中継を見ていた限りではあまり認識できなかったのですが確かに新井場がここのところの
好調もあって高い位置まで攻めあがってクロス、ダニーロの決勝点もこの形からですが、を見せて
いた反面小宮山には同点となるシュートを食らっています。もっとも試合開始直後篤人から右に
流れた本山にいいパスを通すなど右サイドもそんなに分が悪かったわけではなかったのですが。
http://www.jsgoal.jp/news/00062000/00062836.html

それにしても新井場は今本当に頼もしいですね。正直プレビュー記事で挙げたサイドの攻防は
両サイドとも不安だったのですが今回は危ない場面をほとんど作らせず得点につながる仕事もして
見事でした。マルキーニョスもミドルの威力は流石、そしてダニーロは前節ヴェルディ戦のアシスト
に続きとうとうゴールで結果を見せましたね。まだ先発はどうだろうという気はしますが交代1枚目
としての脅威は十分ですね。満男はPK失敗はどんまい、ペットボトル蹴り上げは要反省。ここまで
J3試合でイエロー2枚と着々と溜めているので今後も心配です、まあ中後や増田にはチャンスかも
しれませんが。田代はかなり対策練られてきてますね、でも最低限の仕事は出来ていたかと。


しかし勝利とはいえ反省点も当然あって、特にリーグ戦では久々の失点となったDF陣。ゼロックスの
失点は緊急時、クルンタイバンク戦の失点はCKということでまともな試合の流れでの失点は去年
まで遡ることになりますか。TV観戦でDFの評価というのはかなり無理があるところはありますが
それでも大岩は山瀬へのスライディング(確かにボールに行ってましたが取る審判はPK取るかと)
や山瀬のポスト直撃につながった短いクリアも含め判断ミス、判断の遅れが散見されたように
思います。正直、大岩らしからぬ、というプレーが多かったような。

そしてもう1人は表題にも挙げた篤人、失点シーンの軽い守備だけでなく展開のパスが相手に
引っ掛かってカウンターやサイドに流れてきた味方選手との連携のまずさなど攻守両面に渡って
かなり精彩を欠いていましたね。ナムディン戦の前半もそんな感じでしたがあの時はチーム全体が
連戦で不調だったこと、それにヴェルディ戦ナムディン戦と連続でアシストしていたことで隠されて
いましたが、とうとう今までの疲労が顕在化してきた気がします。そしてこんな記事も。
鹿島、内田の代表派遣で協会と話し合い
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/japan/news/20080331-OHT1T00088.htm

確かに去年からのU20、U23、A代表での召集頻度は尋常じゃないですし、加えてリーグナビスコ
天皇杯とほぼフル出場、オフは元日まで試合で15日から代表合宿と悪条件がこれでもかという
くらい重なっています。ここはやはり周りが配慮してこれ以上の過密日程にはしない、本人が
言い出しにくい環境ならば11165169.gifクラブ側が代わって協会にかけ合うべき状況です。しかし次に代表
召集が考えられる場面はおそらく5月末の五輪代表のツーロン国際大会と同じく5月末からの
キリンカップとW杯3次予選4試合でしょう。4月のミニ合宿に万が一にも呼ばないように釘を刺しに
いったという可能性もなくはないですが、いくらなんでもACL組からの召集は元から無いはず。

となると今後1ヶ月半に渡る過密日程は総てクラブ側でどうにかすべき問題なわけですが、ここを
オリベイラ監督はどうするのか。選手のフィジカル、メンタル両面の管理には既に実績を見せている
ので最後はやっぱりオリベイラ監督の判断を信じるほか無いでしょう。篤人の今の状態ではこの
中断期間までの43日で14試合の連戦総てに先発するのは移動の疲労も含めどう考えても難しい
確かに"勝っているチームはいじるな"とは良く言われることわざですが、どうにもならなくなる前に
先手を打つ決断も時には必要。次節、あるいは土曜の試合で篤人と場合によっては田代
中東遠征での疲労をとりあえずは拭い去るための起用策はあってもおかしくないでしょう。


幸いにして今季は右SBが出来る選手が笠井、そしてマリノス戦の終盤篤人に代わり出場で
短い時間ながら仕事をこなした伊野波といるわけですから、ここは選手層を活かした戦い方に
期待したいと思います。そして一番大事なのは目先の試合に集中しながらも連戦全体のことも
忘れないこと、サポーターもそういう視点を共有することではないかと。何を当たり前のことをと
思われるでしょうが、私などは一喜一憂しやすい性質なのであえて書いてみました。

今回は冗長気味ですが、最後まで読んでくださった方はこちらもよろしく。→ランキング


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。