J第1節札幌戦プレビュー [鹿島アントラーズ]
いよいよ明日に迫った2008年Jリーグ開幕、他のblogでもプレビューの記事が多くありますが、ここ
でもやってみようかと。主に参照したのは次の2つの記事より。
http://www.jsgoal.jp/news/00061000/00061644.html
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20080307-OHT1T00092.htm
ダヴィ クライトン
砂川 芳賀 ディビッドソン 西
西嶋 坪内 平岡 鄭容臺
佐藤
クライトンは元名古屋の選手で本職は攻撃的ボランチとのことですが、新FWノナトの負傷もあり
FWもこなせるとのことで少し下がり目の1.5列的な起用になるかもと。右サイドハーフには昨季終盤
に切り札として起用された若手の西が先発濃厚の様子。ただU20代表にも選ばれた藤田が怪我
から復帰したようなので土壇場での変更ないし途中出場はあるか。FWには中山、石井といった
メンバーもいるので交代選手で流れを変えにくる手札は結構あるんじゃないかと。
札幌は獲得したMFアルセウがキャンプ中に戦術上の理由から退団、怪我人も相次ぐなど思うように
チーム作りが進められないなど苦しい状況のようですが、堅守で鳴らせたJ2での実績と三浦監督の
戦術の浸透はやはり要注意かと。練習では鹿島の選手を想定してマークやカバーのチェックも
行っていて対策に抜かりないようです。あの綺麗な4-4の2ラインは面倒なんだよなぁ…
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/consadole/80123.html
http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20080307-332361.html
記事の文中にもありますが打開するとすれば前線から流動的にして、特にマルキーニョスが
豊富な運動量を活かして中盤に下がったり逆に取られたら早めのチェックに行ったり、あと中盤も
野沢がマルキと入れ替わったりミドルを積極的に狙ったりといったところでしょうか。こういう試合は
えてしてセットプレーで決まったりするものですが…ターゲットが足りないのは痛いかなぁ。
鹿島の方はJ'sgoalのプレビューによると伊野波と中後のCBで他は変えずとのことですが、実際
どうでしょうね。青木もかなりDFラインに参加する形で3バック気味になるのか、でもそうすると
クライトンが1.5列目で浮く形になって厄介な気もするからJ'sgoalの青木のコメントの示唆する
ように青木をクライトンに張り付けて柔軟対応か。いざカウンターとなったときに中後がダヴィに
付き切れるかが鹿島の守備の焦点となるのでしょうか。伊野波は気合入ったコメント出してます。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/flash/KFullFlash20080307038.html
鹿島のベンチメンバーはどうなりますかね、小澤さんと増田、ダニーロの3人は確定として広島戦
から引き続きとすれば遠藤と佐々木、そして興梠は怪我から復帰直後なのでどうするか、ベンチに
DFを1人は入れるとすれば石神か笠井のいずれか、青木を1列下げて守備固めという展開も
考慮するとボランチの控えとして船山もありでしょうか。と色々考え合わせるとこんな感じかな。
GK小澤、DF笠井、MF増田、ダニーロ、船山、遠藤、FW佐々木
興梠は現在のFW4人体制を考えるといきなり無理はさせられないと思うので慎重に、あと笠井は
篤人と新井場どっちがへばる可能性があるかを考えると年頭から無理してる篤人かなということで。
試合展開としては守備をしっかり固める札幌に対して鹿島がどう崩すか、といったところがひとまず
焦点となると思いますが、次戦の相手クルンタイバンクも同様の堅守タイプ。勿論まずは目の前の
試合に集中ですが、ここでしっかり勝ち点3を取ってACL初戦に繋げられれば。
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