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北京国安重慶合宿と東アジア選手権 [中国]

前回は旧正月のせいかあまり情報がなかったんですが、そろそろ北京国安の様子も出始めました。
上海申花から移籍の王珂も重慶に到着しチームに合流、早速北京国安の若手主体のチームと
韓国のチームとの練習試合に27番を付け出場したようです。試合は2-2の引き分けで監督は不満。

その後別の韓国の大学生チームと練習試合、五輪代表の試合から帰ってきたFW閻相闖が突破を
倒されPK、郭輝が決めて1-0で勝利したようですがまたも李章洙監督は不満。但し王珂の出来は
満足のようです。王珂は中盤どこでもできる選手ですが、この練習試合ではFWライン(ウイング?)
起用もそつなくこなし監督を驚かせた様子。これで起用の幅が更に広がるのではと報じています。
「王珂の10メートルの突破は凄い」とユース代表で同期の楊昊杜文輝が言っているようですが
これは初速が速いということでしょうかね、気をつけておくべきかもしれません。


そして王珂ACLを既に何度も経験している、アウェーでの雨の中の試合やピッチに水をまく試合も
あったと語っているとの記載がありました。調べてみると上海申花の選手として04年,06年のACL
出場しているようです。04年は全北、ジュビロ磐田、BECテロのグループで3位、記録がAFCの
HPには残っていないのですが、少なくとも磐田との2試合には先発出場。ホームでの磐田戦では
前半7分に得点も決めフル出場、3-2での勝利に貢献しています。
http://www.jubilo-iwata.co.jp/live/2004/O040422_411.php (WANG KEが王珂かと)

06年はベトナムのクラブDTLAとの一騎打ちのグループでホームでの試合に出場、こちらも先発して
前半8分に得点、3-1で勝利しています。アウェー戦には帯同しなかったようですが結局2勝して
グループステージ突破。トーナメントでは全北と対戦しホームでは後半36分に途中出場で1-0の
勝利。アウェーではベンチ入りするものの出場機会なく4-2で負けここで敗退となっています。
http://www.afcchampionsleague.com/en/event/history.asp
AFCのHPで確認できます。上記より2006グループGおよびノックアウトステージ参照。

ということで若くしてACL経験十分の王珂、これが李章洙監督が獲得にこだわった第一の理由かも
しれませんね。しかも先発すると早い時間に得点することが多いようなので試合の立ち上がりには
要注意ですよ。168cmと小柄なことも逆に面倒な気もしますね…練習試合の模様を写したニュース
映像では結構ちょこまか動いてパスやフォアチェックをしていました。


もう1つは北京国安李章洙監督に関する話。2/13に日本代表が東アジア選手権のため重慶入り
しましたが、同日韓国代表も重慶に到着。韓国代表の許丁茂監督は早速"韓国サッカー界随一の
中国通"李章洙監督に連絡を取って中国代表の情報を集めると中国メディアは報じています。
なんでも許丁茂監督は延世大学の先輩だとか。一方別の報道だと李章洙監督は"諜中諜"、つまり
二重スパイ?を演じるか、と書いてあり中国代表に韓国情報を、韓国代表に中国情報を伝えるの
ではとまで書いてあります。まあそんなに深刻な書き方ではなく冗談交じりのようですが…

そして北京国安が重慶でキャンプを張った理由は、一つはこの東アジア選手権で韓国代表を見る
ため、もう一つは重慶の友人と旧交を温めるためだと監督は語り「私心」があったと告白しています。
李章洙監督は98年から01年まで重慶のクラブで指揮を取り弱小クラブにタイトルをもたらした
"英雄"のようで、今回重慶のサッカーファンに酒席を設けられかなり飲んだと書いてあります。

内容はまあ割とどうでもいいのですが、日頃参考にしてる中超のニュースサイトには「監督動向」
というカテゴリがあってその中に李章洙監督は度々登場、"鉄帥"と呼び名も付けられておりかなり
注目されております。中国語も完璧のようですし、人気あるんでしょうかね。


とまあ多少無駄話も含みつつの重慶情報、面白かったよという方は
こちらもお願いします。→


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