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東アジア選手権召集問題と代表戦感想 [鹿島アントラーズ]

前回の記事で他紙が出揃ってからまた、と言いましたが今度は新たに2紙が東アジア選手権
とりわけ高原の召集について言及。

高原、東アジア選手権不参加へ…浦和が打診
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/japan/news/20080126-OHT1T00036.htm
東アジア選手権、高原ら移籍組免除へ
http://www.nikkansports.com/soccer/japan/p-sc-tp2-20080126-312178.html
浦和“お願い”東アジア選手権呼ばないで
http://www.daily.co.jp/soccer/2008/01/26/0000814048.shtml


日頃さほどサッカー記事のないデイリーが浦和の中村GMの発言を多く引用し詳細に書いている
ところから見ても「浦和発」の記事なのでしょうが、報知はそれでも

>一方、日本サッカー協会は同選手権で最強メンバー招集を明言しており
>高原もリストに入っていることは間違いない。

として自社の前回記事の立場を堅持していますが、日刊スポーツはやや踏み込んで

>岡田監督が、フランクフルトから浦和に移籍したFW高原の東アジア選手権(2月17~23日
>中国・重慶)免除の方針を固めた。今回招集した25人の選手のうち高原ら5人の移籍組について
>新しい所属先での調整を優先したいクラブ側の意思を尊重する。

>すでに浦和は高原の同選手権派遣免除を要請。駒野が移籍した磐田
>水本のG大阪も6日のタイ戦後の選手拘束には否定的だ。

>まだ協会から各クラブへ最終的な通告はないが、同選手権は移籍組を除いた中での
>最強メンバーになる。

として浦和の要望レベルではなく既に通った形、しかも他クラブの移籍組も同様とした上で
「移籍組を除いた中での最強メンバー」という表現でACL組については無視した形となっています。


日刊スポーツの挙げた「5人の移籍組」というと名前の出ている高原・駒野・水本に加えて
川崎へ移籍の山岸、FC東京へ移籍の羽生で5人ですが、指宿合宿31人から彼らと、五輪代表の
西川青山篤人安田水野の5人を抜くと21人、闘莉王と三都主がそろそろ怪我明けとして加えて
23人でちょうど東アジア選手権の登録メンバー数と一致したりするんですよね…
駒野・水本に代えて三都主・闘莉王ならば守備陣もなんとかなりますしね。

一方ACLグループステージを控えた鹿島G大阪、特にガンバパンパシフィック大会
同時期に開催されるので是非代表組に帰ってきてもらいたいところだと思うのですが、この2クラブの
メンバーは岩政篤人田代水本加地安田橋本遠藤播戸の合わせて9人、闘莉王と三都主を加えた
としても五輪代表を抜くと21人で更なる追加召集が必要な計算になりますか。ただ未だ東アジア
選手権と米国遠征の優先順位は決まってないようなので、A代表優先となれば人数足りるかな。

とまあいらない妄想を書き連ねてしまいましたが、とりあえず移籍組配慮とACL組配慮の両立は
まずあり得ないことは確実かと。2月中旬という時期にあえて大量に新規代表召集するならば
別ですが。ということで高原の召集問題の動向は鹿島の選手の召集とダイレクトにつながってくる
のではないか、というスタンスで今後も東アジア選手権の問題を見ていこうかなと思います。
でもパンパシ優先と移籍組配慮、五輪代表選手はA代表優先、という可能性は一応あるのかな…

個人的には高原は移動によって大変な負担がかかる選手なので、移籍組どうこうという理由ではなく
今回の遠征は見送るべきだと思っていますが。


そして昨日の代表戦について一応。篤人のプレーは初キャップとしてはまあまあだったんじゃ
ないでしょうか。守備はクロスを何本か上げられていましたが結果として失点はなかったので
及第点でしょう、そもそも鹿島の守備はクロスを上げさせて中ではじき返すといったスタイルですし。
中は確実に切ってライン沿いを走らせる、チリの左サイドの選手の出来を考えれば十分だった
のではないかと。代わって入った加地の安定感は別格でしたがこれは仕方ないでしょう。

攻撃については近いポジションの中澤、中村憲とのコンビネーションが不十分なこともあり有効な
組み立て参加や上がりは少なかったですね。クロスを上げたのも2回ほどでしたし。

全体の試合展開や戦術については他の多くのblogで語られていると思うので控えますが、ただ
タイ代表にとっては参考になる点多かったのではないでしょうか。狭いところで奪われてDFラインの
裏に走られてシュート、という場面もありましたし日本代表のサイド攻撃も不調、まさに
昨日の記事の計算どおりの展開ではなかったかと。もちろんこれから岡田監督も選手起用含め
修正してくるでしょうが、今回のチリ代表の戦い方をひとつのモデルとしてこれからタイ代表
仕上げにかかってくる気がしますね。


おかげさまでブログランキングでサッカージャンルの第25位にランクイン!
是非これからもよろしくお願いします。 →


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