ACL:北京国安概観 [中国]
A3で中国協会の話が出てきたのを機に、というわけではありませんが北京国安について。
2007年中国超級リーグ順位表
全体
アウェー
勝点
勝
分
負
得点
失点
勝
分
負
得点
失点
1
長春亜泰
55
16
7
5
48
25
7
3
4
22
16
2
北京国安
54
15
9
4
45
19
7
5
2
20
10
3
山東魯能
48
14
6
8
53
29
5
3
6
18
13
4
上海申花
46
12
10
6
35
29
4
5
5
11
15
5
大連実徳
44
11
11
6
36
31
5
4
5
17
17
6
天津康師傅
44
12
8
8
31
22
2
6
6
14
20
7
武漢光谷
40
11
7
10
29
31
2
2
10
9
25
8
青島中能
36
10
6
12
36
42
1
5
8
15
29
9
遼寧葫芦島
35
9
8
11
26
36
3
3
8
12
24
10
長沙金徳
34
8
10
10
17
24
2
5
7
4
13
11
浙江緑城
28
6
10
10
25
35
2
4
8
11
19
12
河南建業
27
5
12
11
20
28
1
6
7
7
17
13
陝西宝来
26
4
14
10
24
29
0
8
6
7
15
14
深セン上清欽
25
5
10
13
21
42
2
5
7
10
26
15
厦門藍獅
20
4
8
16
22
46
1
4
9
8
24
スペースの都合上ホーム戦績を省略せざるを得ませんでしたが
ホーム負け越しが下位2クラブのみ、アウェー勝ち越しが上位2クラブのみという極端な
ホームアドバンテージが存在するリーグ。デカい国土に移動距離の問題があるかもしれないが
6位天津のホーム10勝2分2敗2失点、アウェー2勝6分6敗20失点とかどんなだよ…
にもかかわらず北京国安はアウェー14試合で7勝5分2敗10失点とかなり安定している。
全28試合で19失点はリーグ最小失点、得点も3位。惜しくも優勝は逃したが実力あるクラブだろう。
優勝の長春とのホーム直接対決で敗戦(10/04 北京 0-1 長春)したのが痛かったか。
それでも最終節3位山東との直接対決に勝利して優勝はならずとも2位を守りACL出場権を獲得。
無失点試合は実に半分の14試合、アウェー戦14試合中でも半分の7試合無失点。
うち4試合はスコアレスドローでアウェーでも手堅く勝点を拾って帰れるのが強みか。
移動距離の長さでは北京-長沙、北京-厦門は札幌-福岡間に匹敵、北京-深センは北京-成田間と
ほぼ変わらない。移動をものともせず鹿スタでスコアレスドロー狙いでこられると厄介かも。
07年に浦和がACLグループステージで戦った上海申花との07年の対戦成績は
3/03 上海 0-2 北京 8/12 北京 2-3 上海 と1勝1敗の五分
ちなみに4/11 浦和 1-0 上海 4/25 上海 0-0 浦和、上海は混戦のGLの中4位。
クルンタイバンク、ナムディンはそれぞれ代表情報からまずアプローチしていきましたが
北京国安は公式HPもあるし、NIKEと新浪網が提供している中超リーグのサイトが中文ながら
充実しているのでいきなりクラブ情報から入っていこうと思います。
まあこちらも「死のグループ」に入ったW杯予選と国の威信をかけた北京五輪代表とでクラブは
振り回されているみたいですが…詳しい話はまた調べてからということで。
とりあえず08年中超リーグはW杯予選(第2戦3/26)のため3/30まで開幕が遅れ、結果ACL初戦
3/12 ナムディン × 北京国安@Thien Truong Stadium(ナムディン)
が北京国安にとって新シーズン一発目の公式戦となるようです。日程が空いていてフレッシュだと
プラスに捉えるか、試合勘が戻らないままいきなりアウェーの酷暑(3月の北京とナムディンの
気温差は鹿島-バンコクより厳しいでしょう)のなかプレーするとマイナスに捉えるかは
見方次第ですが、前述のとおりナムディンは既に現在シーズンインしておりチームがその頃には
十分温まっているであろうことは確かです。過密日程で疲れてるかもしれないけど。
コンディションの差がどちらに出るかで結果が大きく左右されそうな一戦ではないでしょうか。
最後になりましたが中国サッカーについても非常に心強い日本語サイトが。
中国サッカーが、すき。
http://www2.ucatv.ne.jp/~nionio.sea/china/
代表とクラブのメンバーに試合日程に契約・移籍ニュースにと情報満載です。
こちらも是非ご覧ください。
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