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Aリーグとはどんなリーグか(前編) [オーストラリア]

さて、いよいよ準々決勝の相手アデレードユナイテッドの情報を調べて行こうと思うわけですが
サラリーキャップやその対象外となる選手、あるいは登録選手数、外国人選手の数などと
リーグ全体のレギュレーションをまず把握しないとよく分からない部分が多かったので、まずは
australia.gifAリーグ自体についてごく簡単に整理してみて、それからクラブに移りたいと思います。
公式サイトはこちら→ 
http://www.a-league.com.au/


Aリーグは2005年に創設され、来たる08-09シーズンが4シーズン目という新しいリーグです。
それ以前のNSLは1977年に始まりましたが2004年に終了。Aリーグの現8クラブのうち
NSL時代にもあったクラブは僅か3クラブというように、その歴史には若干の断絶が見られます。

現8クラブはオーストラリア各都市に7クラブ、ニュージーランドに1クラブ。リーグ拡張も予定
されているようですが、とりあえず09-10シーズン以降に持ち越しのようです。


特徴としてはクラブ財政と戦力均衡を考慮してのサラリーキャップ制度と都市ごとのフランチャイズ
制、そしてプレーオフ制度というアメリカンスポーツ風の制度が採られていることでしょうか。

サラリーキャップ制度は選手年俸の総額を一定額以下に限定するという制度。当初は1クラブ
150万豪州ドルでしたが徐々に引き上げられ07-08シーズンは180万、08-09シーズンは190万
豪州ドル≒1億9000万円になります。登録選手数は最低20人、最高23人なので単純計算だと
平均年俸1000万円弱ということになりますか。

それでは集客力のあるスター選手の獲得や海外で活躍するオーストラリア人選手の獲得が
出来ないということで、各クラブ1人だけMarquee playerというサラリーキャップ外の選手を獲得
することができます。つまりその選手にいくら年俸払っても190万豪州ドルの制限には加算されない
ということです。現在アデレード、メルボルン、シドニー、クイーンズランドの4クラブがこの
Marquee player制度を利用しているようです。

登録選手については他にも最低20人、最高23人の登録選手のうち少なくとも3人はU20の選手で
なければならないという制約と、外国人選手は4人までという制約があります。


書き出してみたらやたらと長くなったので、続きはまた明日ということで。
ここまで読んでくださったかたはこちらもよろしく→ランキング


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